FL studio内蔵のシンプルなシンセ好き

 この前FL studioで作業中、FL内蔵のシンセを使っていたのですが、やっぱり良いな~と感じました。何が良いってとにかくシンプル!わかり易さは大事ですよ。


 これは3x Oscという3基のオシレータを搭載しているシンプルなアナログシンセです。8bit系な音が得意なシンセだと思います。

見ての通り3基のオシレータでそれぞれ波形を選んだり、右のノブでチャンネル間の周波数などを設定したりするのですが、本当にシンプルです。シンプルではありますが設定しだいで面白い音も作り出すことができるものです。これだけシンプルなので、直感的に操作することができるんですよね。この直感的にシンセをいじって音作りができるって大事だと思うんですよね。


 こちらも内蔵音源のFL DX10です。8ボイスのポリフォニックFMシンセ音源らしく、アナログシンセとはまた違った独特の音が出せちゃいます。

これもシンプルなもので、さわってみればすぐにどんな感じで音が変わるのかがわかると思います。真ん中のエンべローブが下のノブをいじることで変化するので、目で見て効果がわかります。いろいろいじってみると本当にいろんなキャラクターの音に変化するので、触っていて面白いです。これもシンプル故かなと感じました。


 世の中にはそれはもう沢山のシンセサイザーが出回っています。とても高性能で、リードからベース、パッド系など1つのシンセで完結しているものもあると思います。そして見た目の凝っているシンセも多く、カッコいいものがたくさんあります。でも、カッコよさや機能性を求めたおかげで、とっつきにくい、分かりづらいものも沢山あるんですよね。

慣れればそんな事はありませんが、その慣れるまでに時間がかかる物って、僕は苦手です。ぱっと見て、オシレータやフィルターなどがどのような配置で並び、どんなエフェクトがあるかが分かり、触ればすぐに使い方が分かるシンプルな構成でも良いのではないのでしょうか。そんなに見た目重視にしなくても。


 上2つのシンセのようにゲーム系に合う音といっても、別にEQを使って色付けやキャラクターを変化させたり、リバーブとディレイ、ディストーションを別でかけてリード系の音色を作ることだって可能です。動作の重いシンセを使うよりは、そのほうが軽快に動くのではないでしょうが?(使うエフェクトにもよりますが)。

分かりづらいやつを使ってると途中でめんどくさくなるんですよね、僕の場合。なのでシンプルなやつのほうが作業しやすくて好きです!すごく個人的な感想ですが。

まあ見て目かっこいい上に、分かりやすくていろんな音が出せ、メチャクチャ使えるものがあれば良いんですけどね。自分に合うもの見つけるのも時間かかるわけで。そこはぼちぼち探していこうかなと思いながら、作業をする毎日です。