好きな音を参考にしての音作りはやっぱ上達する

 やっぱり音作りは難しいと感じる反面、設定次第で様々な音が出てくるのは楽しいです。それと今までほぼ自己流という感じでやっていましたが、最近は自分の好きな音を参考にするようになりました。好きな音に近づける作業は楽しいし、好きだからモチベーションも維持できて、そうして上達することもできる!ということに気が付きました。

 

 つい先日音楽雑誌で、凛として時雨の最新アルバムについての記事を読みました。主にレコーディングなどに関して、TKさんとの対談形式で書かれてました。

 アルバム「es or s」はベルリンのスタジオでレコーディングを行い、現地のエンジニアの方のアイデアなども取り入れながら制作された作品です。ベルリンの空気などを感じながら作られたであろう楽曲。マイクもいつもとは違うものを使ってみたり、mixも勿論こだわられていて、紙面に載っていたオートメーションでの調整の写真を見た時、「え!?こんなに細かく調整してんの!?」とびっくりしました。


 どのような機材を使ってレコーディングしたのかや、mixの仕方に使っていたプラグインなどなど色々参考になりましたが、何よりもどんな音がするのか気になり、すぐ買いに行きました。


 家に帰りついたら早速聴いてみました。

「あぁ、良い音してる」

それが率直な感想でした。全然上手く言えなくて申し訳ないです。他の時雨のCDをまだ持っていないので、早く手に入れもっと聴き比べてみたいと思います。


 やっぱりギターがすごく良くて好きな音でした。突き刺さりましたね。その後聴いた音を参考に音作りをしてみました。まあそう簡単に似た音は出ませんでしたが。

 でも、こうして真似てみることで気付いたこともあり、今までやっていなかったことを試すきっかけになったりと、とても勉強になりました。

例えばレコーディング時、マイクをほぼゼロ距離の位置と少し離したところの2本で取るやり方はよくやると思いますが、それを試してみました。

同じアンプを二つ使い、マイクの位置と種類をそれぞれ変え、MIXで調整という感じで。


やっぱり聞こえ方も違うものですね。おもしろい。


そんなこんなで時雨の音を参考にずっと音作りしてましたが、やっぱ難しいと感じました。まずストラスでテレキャスの音出すのが実力不足もありホント難しい。しかし以前作っていたものに比べればマシになったと思います。


 真似てみるのは大事ですね。それを今回体感しました。好きな音を出せるよう、これからも精進あるのみです。